上場投資信託(ETF)と投資信託はどっちが得か?
投資信託とETFはどっちがお得なんでしょうか。
運用コストが安くなってるとはいえ、
低コストのインデックス型投信が増えているので運用コストの面では
差がなくなっているような気がします。
むしろETFだと仲介手数料がかかるので、その点は投信の方に分がありそう。
結局どっちが得なのか、考えてみました。
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小口投資ならインデックス投信で、という考え方もありますが、
最近はETFも2万円以下で買えるものが多いので、インデックッス投信と大差ないといえます。
ETFなら株式と同じように売買できる
ETFはリアルタイムの価格で売買できます。
株式と同じように売買価格を指定して指値注文も可能。
信用取引もできちゃうので、保証金を差し入れれば
保証金の3倍までETFを買うことができます。
インデックス投信の基準価額は1日1回決まります。
いくらで買えるのか、ということは取引が終了するまでわかりません。
機動的に売買がしたいならETFの方がおすすめ。
むしろ価格を逐一チェックするのが面倒、
常に気にしていたくない、という人や時間がとれないという人には、
インデックス投信の方が精神的に落ち着くかもしれません。
ETFなら分配金が受け取れる!
基本的には値上がり益期待で運用するETFですが、
株式の配当と同じく分配金を受け取ることができます。
年2回の配当があるので、
決まった収入にしたいという場合にはETFが向いているかも。
逆に分配金を自動的に再投資する仕組みがないので、再投資するならと分でやらなければなりません。
長期の資産形成を考えているなら、
このへんの手間は覚悟しなきゃいけないです。
まとめ
老後資金や教育資金をつくるために、
小口資金で始める場合には、インデックス型投信のほうがお得。
信託報酬でETFと投信とで差が少なくなっている今、仲介手数料がかからないのは大きいかも。
長期投資なら再投資は必須ですが、自分でやらなければならないという手間を考えれば、
インデックス投信で積み立てた方がいい気がします。
逆に株と同じくある程度の資金があって、機動的に売買したい
という人にはETFの方が便利だし、大きく利益を上げる可能性もあります。
イメージとしては、老後資金のためにインデックス型で貯めて
時間ができたらETFで運用する感じでしょうかね。