マイナス金利で、国内債券の投資信託が販売停止になってるものが出てる。
利回り確保できひんくなってるから、リスクが比較的低い海外債券の投信に資金を移してる人が増えてるみたい。
国内債券型の投信から乗り換える海外債券型の投信の選び方を考えてみた。
海外債券型の投資信託の選び方
マイナス金利で、定期預金に預けても利息つかないし、
国内債券も販売停止になってるものも多いやんね。
かといってあんまりリスクはとりたくない…
って人が注目してるのが、海外債券型の投資信託。
為替ヘッジ付きで標準偏差が5パーセント以下
やったら、そんなにリスクが高すぎなくていいと思うねん。
為替ヘッジっていうのは、
今の時点で、将来の取引に使う為替レートを予約しておいて為替のリスクをなるべく減らしてるよってこと。
外貨建ての商品買うときには為替リスクを考えないと
為替レートの変化だけで、利益全部ふっとんでまうこともある。
為替ヘッジをしてることで為替リスクを抑えて価格変動リスクを抑えてるから
為替ヘッジ付きのほうが初心者には安心やね。
標準偏差が5%以下っていうのは、
平均のリターンを0パーセントとして、年間のリターンが5%の上昇から5%の下落に収まる確率が68%ってこと。
上下10パーセントに収まる確率は95%くらいなんで、年間で10%を超えて下落する確率はかなり低いとみていいってことね。
市場が荒れてても為替ヘッジありやったら割と安定的に動いてるものが多いね。
東京海上・ニッポン世界債券ファンドは、1年の標準偏差2.95
フィデリティストラテジックインカムは1年の標準偏差4.34
長期積立ならトータルリターンでみる
老後資金とか、教育資金目的で積み立てるんやったら
分配金と値上がり益の合計でみるのが大事。
しかもリスクを低くしたいんやったら
先進国の国債中心になってる投信を選ぶのがいいと思うねん。
ただ、先進国の国債は割高感があるから
あんまり増やせへんのちゃうかなぁって気はするよね。
多少は新興国の債券も組み合わせてもいいのかなあと思ってる。
フィデリティのストラテジックインカムはエマージング債券が15%含まれてるから、
ちょっとくらいリスクとってもいいかな…って人には向くかも。
手数料も安く…って思うと難しいよね
為替ヘッジついてるとどうしても信託報酬とか手数料が高めになるんよね…
だいたい1.2%くらいの信託報酬になってる。
Funds-i新興国債券は、信託報酬が0.65%で格安やねん。
ただ、標準偏差が7.7%やから…
まぁ積立の選択肢としてはいいんちゃうかなぁ。
とにかく低リスクで…って思うんやったら、
SMTグローバル債券インデックスがあるねん。
ほとんどが先進国債券やけど、一部の新興国にも投資してて、
草食系でコツコツ派にはいいよ。
まとめ
マイナス金利での国内債券のリターンを考えたら、
海外債券に資金を振り向けるのはアリ。
為替のリスクがあるから、為替ヘッジありのものとか、
先進国債券中心の投信を選んだら、国内債券からも乗り換えやすいんちゃうかな。